※メニュー、感想、価格は訪れた当時のものです。 ※このサイトには広告が含まれています。
今回は横浜中華街、高級店である揚州飯店の系列で気軽に入れる店、「揚州麺房」を紹介してみたいと思います。たまにテレビにも出ていますね。
高級店のサブブランドという事で、萬珍樓に対する萬珍樓點心補みたいな感じですね。
店内はカウンター10席くらいと、4人掛けテーブル2個の小さなお店です。あまりオシャレという感じの店ではないので、混んでて入れないという事はあまりないでしょう。
直近で訪れた時は平日夜で、中国語を話すファミリー客1組と、1人客が4人、といった感じでした。
メニュー数を少なく絞って、その分クオリティを確保している感じですね。厨房の壁にはオススメメニューが貼られています。
注文はタブレット方式で気軽にできます。お会計は渡された伝票に書いてある金額を自動レジで払う方式ですね。
タンタンメン 850円
ではそろそろ料理の紹介に移りましょう。まずは定番メニューの担々麺。来店客の6割が注文するそうです。
ゴマと味噌の甘さ、香ばしさ、辛さ、まろやかさのバランスが良く、ガツンとくる感じではないがトータルで美味しい担々麺。人気メニューなのもうなずけます。
麺の固さが選べるので、個人的には麺固めがオススメ。
イカチリ 680円
エビチリのイカ版。エビよりイカの方が好き、エビチリよりも安くチリソース料理が食べたいという方にもオススメ。
松かさ切りに飾り包丁が入ったイカにピリ辛のチリソースがよく絡んで美味しいですね。ソースまで全部レンゲですくって食べたくなります。
ナスの山椒揚げ 1180円
このお店の名物料理の一つですね。外側はカリッと、中はトロリとクリーミィな揚げナスをスパイス風味で炒めてあります。これは美味い。
オーダーが入ってからナスの皮を剥いたり衣を付けたりで手間がかかってるんだと思います。
一緒に頼んだチリソースにつけて食べても美味しい。最後に残ったネギとニンニクのみじん切りまで美味しい。
けっこう量があるので2人以上でシェア推奨ですね。
パイコー麺 950円 (大盛り1150円)
中華の定番、パイコー麺です。澄んだあっさり目のスープに、カレーの香り漂うパイコー、青梗菜が浮かんでいます。
こちらも麺の固さが選べますので固めが個人的にオススメです。
レンゲの文字が見える澄んだスープ。あっさりしながらも丁寧に出汁を取った味です。
中華そばらしい引き締まった細麺です。奇をてらわないオーソドックスな中華そばを食べたい方に。
丁度良い厚みの骨付きロース肉。火の通り加減も丁度良く、しっかり肉の旨味と脂の甘さが感じられます。
黒豚焼き餃子 780円
こちらもこのお店の人気メニュー、黒豚焼き餃子です。ニンニクを使わずに肉と野菜だけの味で勝負するタイプの餃子ですね。
ぷっくりとした形からすでに丁寧に仕込まれているのが分かります。
中身はみっちりと詰まった具と、あふれ出す肉汁。口の中に入れれば満足の味。(やけどに注意)
揚げナスのスパイシーさとは対照的に、こちらは主食的な食べ方が出来るように刺激を抑えている感じですね。ラー油や胡椒での味変にも幅広く対応します。
本来中国に焼き餃子は無いのですが、しっかりと本格中国料理に仕立てています。これで1つ150円なのはお得。いくらでも入る味です。
ランチタイムはお得なセットもやっているようです。
オーソドックスかつレベルの高い麺類と、揚州飯店譲りのパンチの効いた単品料理が特徴の揚州麺房、ぜひ訪れてみて下さい。
店舗情報 揚州麺房
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町150
ランチ 11:30~15:00(L.O.15:00)/ディナー 17:00~22:30(L.O.22:00)
月曜日定休(月曜日祝日の場合は翌日休業)
電話 045-212-9630
席数 22席
支払い 現金、paypay