※メニュー、価格は訪問当時のものです。 ※このサイトには広告が含まれています。
今回もみんな大好き裏路地細道、穴場系の店を紹介します。最近ガチ中華ブームなどで中国湖南省の料理が注目されつつありますが、横浜中華街にもその波が訪れ、そのままドストレートに「湖南人家」というお店が出来ました。
湖南料理は「酸辣」と表される酸っぱ辛さが特徴
【湖南料理は同じ「辛味」ではあっても、もうひとつの代表格である四川料理とはちょっと違います。四川料理の辛さは「麻辣(マーラー)」と言われる口の中がヒリヒリとするような物ですが、湖南料理の辛さはどちらかと言うと"酸っぱ辛い"物。「酸辣(スワンラー)」と表現されます。また、中国ではその辛さの違いを「四川人不怕辣、湖南人怕不辣(四川人は辛いのを恐れず、湖南人は辛くないことを恐れる)」と言い表します。湖南地方に暮らす人たちにとって、料理が辛いというのは当たり前であると認識されているようです。】
引用、クックドアホームリサーチ→https://www.cookdoor.jp/chinese-food/dictionary/21210_china_010/
なお、こちらのお店は一品一品手作りなので、どの料理でも辛くしないで欲しいと言えば対応可能との事です。なので安心して下さい。
メニューにも赤っぽい辛そうな料理が並んでますね。高菜と豚バラ蒸しも気になる。
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こちらは湖南省名物の干し鍋料理ですね。汁気の少ない料理を小さい鉄鍋に盛り付けて出すスタイルです。
こちらは焼きそばのページ。マーボー焼きそばが売りのようです。
2回合わせての訪問で、牛モツの和え物、マーボー焼きそば、毛沢東風豚バラ角煮、魚の頭湖南風蒸しを注文しましたので紹介していきたいと思います。
まずこちらは中華の定番、牛モツの和え物ですね。モチモチとした歯ごたえにモツの旨味、ピリ辛の味付けが効いていてこの後続く料理への食欲が掻き立てられます。
濃厚!!マーボー焼きそば
こちらはかなり美味しかったマーボー焼きそば。具はひき肉とナス、ネギなどに惜しげなく豆板醤を使ったマーボーが焼きそばに掛けられています。
噛むごとに肉の旨味とマーボーの香りが鼻に突き抜けていきます。高級店にも全然負けてないマーボーですね。
本格的な高級店にも負けない特濃なマーボーかしっかり麺に絡んで一体感があります。
マーボーは四川だけではない!白米だけじゃなく焼きそばにも合う!という意外な発見となりました。
ランチメニューにマーボーカレーというものもあるようなので、そちらも今度食べてみたいです。
上に1つ乗っているエビがプリプリとした歯ごたえで良かったので、今度エビ料理も何か頼んでみたいと思います。
こちらが毛沢東が好んだという豚バラ角煮ですね。醤油、味噌、にんにくなどで煮込まれた豚バラです。写真だと分かりにくいですが結構量が多いので2~3人でシェアするのがいいと思います。
豚バラというと最近はコンビニで売ってる弁当でも十分に柔らかく煮られたものがありますが、こちらは違います。赤身部分には適度な歯ごたえ、皮と脂の部分にはプルプルもっちりとした弾力と美しい透明感があるように仕上げています。煮過ぎてただ柔らかいだけが豚バラ煮ではない!というレベルの違いが分かります。
そして湖南料理の代表格である、魚の頭の湖南風蒸し。湖南省には海がなく湖があるので、本来は鯉やレンギョの仲間の淡水魚で作るらしいのですが、今日は鯛のいいのがありそちらがオススメと言われたので鯛で行く事にしました。
仕上がりは少し時間がかかり、注文から20分ほどしてテーブルに運ばれてきました。
ストレートな辛みの赤唐辛子と、酢に漬けこんで酸味の効いた青い唐辛子とが左右に分けて乗せられ、派手な見た目となっています。
本場の湖南省では、巨大な淡水魚を使って作ったものが宴会や結婚式などに出されるそうです。
早速食べてみると新鮮な鯛の旨味が逃げずにしっかり生かされ、左右の唐辛子の香りの違いも比べられてこれが美味しい。
新鮮なので生臭みはなく、骨離れも良く食べやすかったです。
麺が一玉付いてくるので、旨味が溶けだしたスープに絡めて食べるのも本場風。
胸ヒレの肉を食べつくすとしっかり、「タイのタイ」もありました。
結構大きな頭1つ分なので食べる部分もたくさんあり、ちょっと贅沢な中華そばとしてぜひオススメです。
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グーグルレビューを書いてくれたら杏仁豆腐サービスという事でいただいちゃいました。
昼間に行くともっとリーズナブルなランチメニューもあります。本格湖南料理が味わえる「湖南人家」、新しい裏路地系穴場の登場です。
追記、今度は海鮮焼きそばとアヒル鍋を頼んでみました。両方当たりでした!
海鮮焼きそばは塩と中華スープ味炒めの餡がかかっていて、あっさり目の味付けですね。エビ、ホタテ、イカがプリプリで美味しかったです。
エビがこのプリプリなら他のエビ料理も期待できそう。
そしてこちらはアヒルの香辛煮込み鍋。固形燃料で熱された鍋の中にたくさんのアヒル肉が入っています。
2、3人でシェアして食べるのにちょうどいいと思います。
辛さとニンニクのパンチがガッツリ効いたスープに、アヒル肉の旨味がベストマッチ。金陵のアヒルのチャーシュー、南粤美食のアヒル煮込みに匹敵するアヒル料理ですね。
マーボーカレーライス 1300円
ほんのりカレーのスパイスが効いたマーボーカレーライス。密度の濃い本格麻婆豆腐が更にパワーアップしてご飯が進みます。
豚バラと高菜の煮込み
トロトロに煮込まれた豚バラと高菜の塩気がベストマッチ。ほんのりと和を感じさせるオススメ料理です。
やはりマーボー系、辛い系の料理がオススメですね。どれ食べても美味しかったです、ご馳走様でした。
店舗情報 湖南人家(こなんじんか)
住所 神奈川県 横浜市中区 山下町147 香港路
電話 0456811888
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