※メニュー価格、感想は訪問当時のものです。 ※このサイトには広告が含まれています。
さて今回は、今人気急上昇中の湖南四川料理のお店、湘厨(しゃんちゅう)を紹介します!
湖南人家の記事でも紹介しましたが、四川料理よりも更に辛くディープコアな湖南料理の専門店ですね。(ちなみに辛さはある程度調整可能)
この左の看板のように、商売として一般層向けのメニューもありますがあくまでメインは湖南料理ですね。
こういった、町中華や広東料理では聞いた事が無いようなメニューが書いてあります。
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腊肉(ラーロウ)とは自家製干し肉の事で、最近色々な料理に使われるのがちょっとしたブームになってますね。
平日昼間はランチメニューもあります。物価高のこのご時世に税込み700円からと安いですね。
店内に入りメニューを広げると、本格的な湖南料理向けのメニューの紙はこんな感じです。
夫婦肺片(フーチーフェイピェン)
まずこちらの料理名は「夫婦肺片(フーチーフェイピェン)」(夫婦が廃棄されていたモツで作った和え物)と呼ばれる前菜の定番メニューです。
牛モツ、スネ肉、豚タンなどが酸味と辛みのあるソースで和えられて、これだけでもご飯が進む一品。
モツ好きにはたまりません。
タケノコと干し肉の汁なし鍋
そしてこちらがタケノコと干し肉の汁なし鍋です。
干し肉は皮まで付いていて、ゼラチン質のプルプルと肉の濃縮したうま味が出てきて、
タケノコは日本のいわゆるメンマよりも少し硬く、カリカリとした歯応えです。大量生産の既製品ではない、いかにも地方の郷土料理食材といった感じです。
タケノコのカリカリと肉のプリプリの食感が合わさり、これは旨い。
そして、、、、辛い!!
見た目ではそんなに唐辛子は入ってない感じだけど、バッチリ辛さが効いています。
豚足の皮土鍋めし
そしてこちらは豚足の皮土鍋めしです。
中華釜飯のように生米とダシを入れて容器を火にかけて米を炊き上げるわけではなく、炊けた米を土鍋に盛って具を上にのせ火にかけておこげを作る、焼き肉屋の石焼ビビンバなどと同じ方式ですね。
こちらも豚皮のモチモチが旨い、そして辛い!!
辛さと白米とが混ざり合って丁度いい感じになります。これもまた他では食べられない味。
水をお代わりしつつ大汗かきながら完食。いやー旨いけど辛かった。まさにガチ中国料理という感じでしたね。
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そして再訪。今度はランチメニューでよだれ鶏(鶏肉に唐辛子ソースをかけたもの)と単品で酸っぱい漬物と魚とのビーフン汁を注文。
よだれ鶏
こちらがよだれ鶏です。ランチメニューとはいえ結構量があって、2人でシェアして食べるのにちょうどよさそうです。
味は辛さの中に旨さがあり、ピーナッツもこの異国の味付けにピッタリ。有名な料理だけあって安定して美味しいです。
酸っぱい漬物と魚の汁ビーフン
そしてこちらが酸っぱい漬物と魚の汁ビーフン。スープは牛骨と魚で取った感じですね。牛と魚のダシの旨味に高菜の酸味と塩味、青唐辛子の辛みと酸味が加わり、
白い酸辣湯といった感じの味になってます。魚はイシモチか何かかな。ふわふわした食感です。ビーフンは太くてモチモチしたタイプのものですね。
文章でうまく表せない美味しさ。お好みでラー油黒コショウや酢を足して味変しながら。
これもまた町中華やラーメン屋では絶対に出てこない個性の強い料理です。
マーボーナス
そしてまた再訪。今度はランチメニューのスタンダードなマーボーナスと、豚バラの梅菜煮込みを注文。
マーボーナスはしっかり辛い豆板醤がふんだんに使われており、ナスも皮にしっかり切れ目が入っている仕込みの細かさで美味しいです。
豚バラの梅菜煮込み
そしてこちらが豚バラの梅菜煮込み。一見地味な見た目ですが、広げてみるとたくさんの豚バラ肉が折り重なっています。
中には更に豚バラ肉と、梅の風味に味付けされた高菜が入っていました。
豚バラ肉でこの高菜を包んで食べると、豚バラのコク、高菜の歯ごたえ、梅の風味が一体となり、和風を感じながらも今までに食べた事のない味となっています。
そしてその後にかすかに辛さがきます。
一回目の訪問から結構間が開いたためか、こちらが日本人と知ると辛さを控えめにしてくれた感じでしょうかね。
これはいくらでもご飯が食べられる味。豚バラ肉の新しい食べ方をまた一つ発見しました。
次もよく分からない料理に果敢にチャレンジし追記していきたいと思います。続報をお楽しみに!!
店舗情報
湘厨(しゃんちゅう)
住所 〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町138
電話 0452748582
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