※メニュー、価格、感想は訪れた当時のものです。 ※このサイトには広告が含まれています。
今回は横浜中華街、中国北方料理の店、「鑫福隆」を紹介してみたいと思います。
一文字目が日本で見かけない漢字ですが、「金」を3つ書いて、そのまま「きん」と読みます。
初見のお客さんや観光客にはやや入りにくい外見ですね笑
セットメニューの看板などが充実してます。お昼はランチメニューもやってます。夜は23時ラストオーダー受付までやってるので、野球のナイター終了後のお客さんも来ますね。
夜遅くなるとおかみさんのワンオペになって、注文を受けると自ら厨房に鍋を振るいに入ります。
店内に入ると、壁一面にオススメ料理が貼ってあります。こういうお店では迷わず貼ってあるものを注文する方がハズレが少ないです。
自家製麺も売っているようですね。細麺のちぢれ麺です。
チマキ、シウマイなどもおみやげで持ち帰り可能なようです。
単品メニューの価格はこんな感じです。
鶏肉の塩ラーメン 750円
それでは早速料理の紹介を。
常連客の約半分が注文するという鶏肉の塩ラーメン。物価高の中でも750円と頑張っています。
澄んだ塩スープに蒸した鶏肉、青菜、ネギのシンプルなラーメンです。スープを一口飲んでみると、スッキリしつつもコクがあり適度な塩気のスープ。鶏肉やネギの風味と合っていて毎日食べても飽きないタイプの味で美味しいですね。
しっとりモチモチな蒸し鶏肉は味も香りも良く、いい国産鶏を使ってるっぽいですね。焼き鳥専門店のような質。この鶏肉の他の料理も食べてみたいです。
自家製の麺は正統的な中華そばの麺。適度なちぢれがスープを持ち上げてこれも美味しいですね。トータルですごくバランスのいい鶏そばです。
自家製シウマイ 550円
こちらも訪れた人の多くが注文するという自家製シュウマイ。
ちよっと大きめのサイズで、外見からでもミッチリと肉が詰まっているのが分かります。
中身は豚肉、ネギだけかな。シンプルだけど香りも良く味付けがしっかりしてあって醤油を付けないでもいけます。これも常連に人気なのも納得。
この値段でこの味なら他の有名店のシウマイよりもこのお店でお土産を買った方がいいと思います。笑
羊肉の串焼き 650円
中国北方の郷土料理としてすっかり有名になった羊の串焼き。クミンの種、スパイスがたっぷりまぶしてありますね。
適度な柔らかさで、噛むごとにうま味が出てきます。バーベキュー好きにはたまらないですね。
臭みは全然なく、人によっては牛や豚より食べやすいかと思います。脂が少なくてさっぱりした風味を、スパイスが補って満足感高いです。
牛バラ丼セット 880円
こちらは牛バラ丼セット。牛肉の高騰が激しいのでお肉の量は値段なりといった所ですが、野菜がたくさん入っていてヘルシーですね。
肉自体ももちろん柔らかく煮えています。食後に杏仁豆腐が出てきます。
定食では黒酢酢豚が人気ナンバーワンとの事なので、次回はそちらにしてみたいと思います。
酸菜魚(さんつぁいゆい) 1100円
中国北方や四川などで有名な料理、酸菜魚を注文。酸っぱさと辛さが魅力の料理ですね。ガチ中華ブームで最近多くの店で見られるようになってきました。
町中華などでは無いメニューなので、中華街に来たらぜひ一度食べてみて下さい。
こちらもけっこうなボリュームのある料理なので、2人でシェアもオススメですね。
数種類の唐辛子の辛さ、酢の酸っぱさ、香味野菜の香り、高菜の塩気が白身魚に絶妙にマッチして、好きな人にはたまらない味ですね。
ご飯との相性も抜群。海鮮炒めや肉まんなどを別に頼んで、このスープに漬けながら食べても美味しそう。
このスープを鶏そばにかけても良さそう。好きな料理です。
酸辣湯麺(サンラータンメン) 920円
こちらも人気メニューというサンラータンメンを注文。大きな丼にたっぷりずっしりと入って出てきます。
辛さ、酸っぱさ、コクに加え、トマト的な甘さもある他の店にはない独特なスープで美味しかったです。
何よりもの特徴は肉野菜炒めがたっぷり入っていた事。まるでチンジャオロースが一人前丸ごと、麺と同じくらい入っていて食べ応え抜群でした。
麺は鶏の塩ラーメンと同じ自家製麺。スープにとろみがあるのでしっかり麺に絡みます。とろみのおかげで最後まで冷める事なく熱々のままいただけます。
他にも色々と気になるメニューがあるので定期的に行きたいお店ですね。自分の中では天龍菜館や東北人家的なポジションとなりました。
皆様もぜひ訪れてみて下さい!!
店舗情報 鑫福隆(きんふくりゅう)
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町143
営業時間 11時~大体23時ラストオーダー
定休日 不定休
電話 0453239061(日本語は完全ではない)