※メニュー、価格は訪問当時のものです。※このサイトには広告が含まれています。
さて今回は、横浜中華街好きなら名前は聞いた事があるであろう、「海員閣」を紹介します。
昔美味しんぼで接客がダメだとかdisられたり色々ありましたが、その後は普通に営業して行列が絶えない人気店でした。
その後店舗老朽化による改装だったり、おばあ様の引退だったり、料理長の代替わりだったり、その料理長が体を壊して長期療養していたり、コロナがあったり、店舗の料理人やスタッフとトラブルが続いたりで、組織化が上手くできずに休んでいたり営業が不安定な状態が続いています。
現在は当代店主による完全一人営業で、一種類のコース料理のみの完全予約制で営業しています。
2名からなので孤独のグルマンにはちょっとハードルが高いですね。
予約は公式HPから→https://www7b.biglobe.ne.jp/~haiyuange-the3/posts/news76.html
今も思い出す、おばあさんがシューマイの仕込みをしていたり玉の丸いアナログのそろばんを使いながら会計していたのが懐かしいですね。
なんかもっと上手くやれてれば、王府井や鵬天閣グループのようにビッグなビジネスモデルになれたのではないかと、全盛期の海員閣ブランドを知っている身からすると惜しく感じてしまいます。
多分裏では店と名前を買い取りたいみたいな交渉もあった事だと思います。
その間にも刀削麺ブーム、四川料理ブーム、食べ放題ブーム、南粤美食ブーム、台湾料理ブーム、大鶏排ブーム、タピオカブーム、焼き小籠包ブーム、東北料理ブーム、湖南料理ブーム、ガチ中華ブームと幾多のブームが横浜中華街を駆け巡りました。
そんな時の流れの後でも、今だに語り継がれる海員閣の味を忘れないように僕の写真フォルダから記事を書いてみたいと思います。
最後に行ったのは2020年の夏ですね。車エビの仕入れが厳しくなる旨の張り紙がありました。
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こちら海員閣名物の豚バラご飯です。柔らかくも肉の繊維感、モチモチ感を残し、脂のくどさを上手く抜いた煮かたは本当に美味しかった。
未だにこれに敵う豚バラご飯はなかなかないですね。雲龍の牛バラと並ぶロストテクノロジー。
こちらカタ焼きそば。甘めの餡にたっぷりの野菜と海鮮が入っていて、昔ながらの中華料理という感じで美味しかったです。
こちらは店の看板メニューの車エビの殻煮。
エビを殻ごとニンニクと油とタレで炒め煮にしたものですね。殻から出た出汁がタレに溶けだし身に染み込んで、身はプリプリで美味しいのはもちろん、タレも残さず飲める美味しさでした。
こちらは自家製シューマイ。形が不ぞろいなところが海員閣流。ぎっしり肉が詰まった高密度タイプのシューマイです。
こちらはうま煮そば。テーブルからして改装前の写真かな。海鮮の入ったうま煮とコクのあるスープの中華そばがとても美味しい。
良く行っていた時期はあまり料理を写真に撮る習慣がなかったのでこれしかありませんが、他の料理も美味しかったです。
人数と予算(7000円~)がかみ合えばぜひ予約して下さい!!
店舗情報 海員閣
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町147
完全予約制。電話受付不可。公式HPのみから受付。
予約は2名よりコース料理のみ。
エレベーター無しの二階席、車椅子不可。
公式HP→https://www7b.biglobe.ne.jp/~haiyuange-the3/index.html
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